腰痛の中でも、特に『腰椎すべり症』について書いていきたいと思います。
今回は
・腰椎すべり症とは?
・腰椎すべり症の原因と症状
・腰椎すべり症になったらどうしたらいい?
・腰椎すべり症でやってはいけない動作
・腰椎すべり症改善に効果のあるピラティスを使った運動療法
・ShanTiがやっているピラティスを使った腰椎すべり症改善法
についてお伝えしていきます。
※目次を使うと見たい記事だけ見れます。
腰椎すべり症とは?
腰痛の原因となる腰のところにある背骨の状態に異常が起こっていることを指します。
腰の骨である腰椎のひとつが、その下の腰椎との位置がズレてしまうことによって起こります。
腰の骨が前方にすべることによって、後ろにある神経のスペースが狭くなり、圧迫がかかってしまうことで坐骨神経痛に似たような痛みの症状を引き起こします。
簡単にいうと
背骨へのストレスに耐えられず、体のバランスを崩してしまっている状態です。
腰椎すべり症の原因と症状
腰椎すべり症を発症する明らかな原因は西洋医学ではわかっていませんが、発症するパターンは2つあります。
・分離すべり症
→思春期のスポーツ活動によって腰の骨に過剰にストレスがかかって起こりやすい。腰の骨の疲労骨折から前方にすべる。
・変性すべり症
→発生の頻度が高く、中年代ぐらいの女性に多く見られる腰の骨が前方にすべる症状。椎間板の変性が問題である。
主な症状としては
腰痛や下半身のしびれが特徴的です。少しの距離を歩くだけでお尻や太ももに痛みやしびれを感じ休まないと歩けない、という間欠跛行といった症状が見られることも特徴の1つです。
レントゲンをとることで見つかることが多いです。
腰椎すべり症になったらどうしたらいい?
腰椎すべり症と診断されたら、自分のすべり症の程度から治療方針を医師に確認しましょう。
薬やリハビリの保存療法か、痛みが軽減しない場合や重度の場合は手術か、が選択されます。
コルセットや痛み止め、神経ブロック注射などの保存療法で痛みを感じなくなっても根本の骨や筋肉、まわりの靭帯などの状況はあまり変わっていないので、その状態を変えていく必要があります。
腰椎にかかる負担を減らすことが腰椎すべり症を寛解していくことにつながっていきます。
腰椎すべり症でやってはいけない動作
腰椎すべり症には、やってはいけない動作があります。
それは、腰を反らす動きと腰を捻る動きです。
さらに、腰自体に負担のかかる動作は要注意です。
この2つの動作がダメな理由は、痛みを増してしまう恐れがあるから。です。
では、なぜダメなのでしょうか?
それは
お腹のインナーマッスルが入らない状態でこの2つの腰を中心に動かす動作をしてしまうと、さらに痛める可能性が出てきてしまうからです。
逆を言えば、お腹のインナーマッスルを使えるようにすることでお腹から動けるようになって反る動きや捻る動きがキレイに動くようになって痛める可能性が減るし、背骨自体のバランスが取れるようになるので腰椎すべり症による負担を元から軽減することができます。
お腹のインナーマッスルが使えるようになるとメリットが多くあります。
腰椎すべり症改善に効果のあるピラティスを使った運動療法
ピラティスは元々はリハビリから始まりました。普通のトレーニングをがんばってするよりも、楽に痛みを取るのに最適な運動療法なのです。
ピラティスは『動きの学習』ができるエクササイズなので、体の正しい動かし方が身につきます。
お腹のインナーマッスルが働かないと体の正しい動かし方はできません。
ピラティスは少し意識してやっていくことで正しい動かし方ができるようになります。
身につけば、無意識で普段も自然とお腹に力が入りやすくなるし、背骨も勝手に正しく動いてくれるようになってくれます。
ShanTiがやっているピラティスを使った腰椎すべり症改善法
・姿勢のチェック
・どこに負担がかかっているか動作分析
・筋肉と骨格のバランスを整えるコンディショニング
・マットとマシンピラティスで姿勢をさらに整えてインナーマッスルを主体に鍛えていく
ShanTiでは、ピラティスで体を動かすだけではなく、ShanTi独自のコンディショニングで骨格から全体を整えていくことで、体の正しい動かし方がスムーズにできるようになります。
腰椎すべり症での背骨へのストレスも軽減されて痛みを感じずに動ける体を手に入れられます。
まとめ
今回は腰椎すべり症について書いていきました。
こういう症状だからこそインナーマッスルをしっかり使えるようになるピラティスがおすすめです!
治りにくい痛みや歪み・姿勢が気になる方は1度ShanTiへお越しください。
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